どろんこ祭りで人生豊穣
シクロクロスの事

シクロクロスって何?(機材編②:タイヤの特徴と種類)

こんにちはー、ひーろちゃん!です

今日も元気よく行きまっしょい(^^)

さて、前回はシクロクロスに使われる自転車の概要と、フレームの特徴やロードバイクとは違う設計部分とかをお伝えしてみました。

という訳で、今回はシクロクロスバイクの中でも特徴的なパーツ、

  • タイヤ
  • ブレーキ

について、お届けしていこうと思いまーす!

って思ってたんですが、タイヤの話だけで長くなりそうなので、

ブレーキの話は次回にします(笑)

大変申し訳ございません!

内容は、あくまで初心者向けですのご了承下さいね(^^)

シクロクロスのタイヤって?

まずは、シクロクロスで使われるタイヤは、どんな特徴があるのかをお伝えしていきましょう!

不整地を走る事から、一般的にゴツゴツしたタイヤが採用されています。マウンテンバイク同様、滑りやすい路面に対して、少しでもグリップ(引っ掛かり)を良くする為なんですね。しかし、マウンテンバイクよりもタイヤ幅は細くゴツゴツ(これをノブと言う)も小さく低いのが、シクロクロスのタイヤの特徴です。

『タイヤの幅(太さ)は〝33mm〟以内』

実は、シクロクロスのタイヤ幅には決まりがあるんです。初心者やこれから始めてみようかと考えている人たちは、今はシビアに考えなくても大丈夫ですが、競技を行う上ではキチンとしたルールが定められています。

シクロクロス競技におけるタイヤ幅は実測33mmを超えないことと規則で定められている。JCF登録必須のカテゴリーについてはこれに従うこと。

一般社団法人 日本シクロクロス競技主催者協会 ホームページより

一部特例もありますが、原則はこのタイヤ幅を超えてはいけないのです。まぁでも、シクロクロス用のタイヤはこの規定に基づいて作られているので、そこまで心配しなくても大丈夫です。実測でシビアに測定されるのは、トップのカテゴリー選手がほとんどです。

どんな種類があるの?

実は、シクロクロスのタイヤにも色々な種類があります。ざっと一覧を挙げてみましょう!

  1. オールラウンドタイヤ
    • 一番オーソドックスで一般的なタイプ
    • 路面状況を選ばず、オールマイティに使える
    • 路面の変化が多いコースにおすすめ
  2. セミスリックタイヤ
    • センター部分にノブが無いく、有るのはサイド部分だけ
    • ノブが無いため、直線でのタイヤの転がりが軽い
    • 乾いて引き締まった路面で威力を発揮
  3. マッドタイヤ
    • 通常のノブよりも高さがあり、ノブ同士の間隔が広い
    • ぬかるんだ泥でもグリップを保ち、泥吐けが良い
    • マッドコンディションや雨天時などに効力を発揮
  4. サンドタイヤ
    • ノブが全くないか殆ど無い。タイヤはヤスリ目
    • 砂の路面に対して効力を発揮
    • ノブで砂を掻き出して、タイヤが埋まる事を抑制

シクロクロスはその競技特性上、様々な路面に遭遇する事になります。また、同じコース・同じ路面でも、天候次第でその性格はガラッと変わってしまいます。車にも、雪道に強いスタッドレスタイヤがある様に、シクロクロスのタイヤにも、それぞれの路面により特化したタイヤが用意されていたりするんですよ!

初心者が選ぶなら、どれが良い?

結論を言いましょう!それは、

オールラウンドタイヤ

おすすめです!って言うか、これで十分です。私ひーろちゃん!も、シクロクロスを始めてから長い事、ず~っとオールラウンドタイヤを使ってきました。(タイヤは何セットも持ってましたが ^^; )

今はまだ、サブバイクだのサブホイールだのと言うものも必要ないでしょうし、今後本格的にシクロクロスに挑戦していくという事でなければ、当然こだわる必要もないでしょう。それ以前に、オールラウンドタイヤ1本で、あらゆる所を走ってみて下さい。そのスキルや経験が無ければ、ほかの種類のタイヤのメリットもデメリットも、本当の意味で分からないでしょう。

まずはタイヤの事は考えず拘らず、純粋にシクロクロスを楽しんでみて下さい!(^^)

ちなみに、ひーろちゃん!が競技で使っているタイヤは、

  • セミスリックタイヤ :1セット(メインバイク用)
  • マッドタイヤ    :1セット(メインバイク用)
  • オールラウンドタイヤ:1セット(サブバイク用)

こんな感じです!

現在は、その時々のレース会場やコースコンディションなどで、タイヤを使い分けています。また、コースコンディションは刻一刻と変わる為、スタート直前までタイヤ選択に悩ませれる事も珍しくはありません。これもある意味シクロクロスの醍醐味ですが、これを楽しいと捉えるか面倒くさいと捉えるかは人にもよりますかね!

シクロクロスのタイヤの話も深堀しだすと奥が深くて、一晩夜通しお酒片手に語り合える程だと思っています(笑) タイヤに限らず、シクロクロスは本当に奥が深いので、そんな話も今後このブログで発信していければな!って思っています。

今回はここまで。

次回こそブレーキのお話します(笑)

まったねー(*^▽^*)ノ))