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シクロクロスの事

シクロクロスって何?(ルール・規則編)

こんにちはー、ひーろちゃん!です

さてさて前回に引き続き、シクロクロスって何?とか、どういった競技なの?と言う事について、私なりの説明・解説をしていきたいと思います。

前回は、シクロクロスの概要や簡単な歴史について触れてみました。

今回は、シクロクロスのルールやカテゴリー区分における規則について、もう少し深堀りしながら具体的な説明として書いていこうと思います。

尚、当ブログにて記載するものはシクロクロス初心者向けであり、大まかな説明となっています。より詳しく知りたい方は、以下のリンクより日本シクロクロス競技主催者協会のサイトをご覧下さい!

https://www.cyclocross.jp/

シクロクロスのルールについて

競技コースについて

  1. 1周およそ2~3kmの原則未舗装路(オフロード)の周回コース
    • 原則スタート地点は50m~200mくらいの直線の舗装路
    • 路面は草地、またそれらが複数混在などコースに応じて様々
    • コース途中に舗装路が混在している場合もある
    • シケイン・階段などの障害物が設置され、自転車から降りるセクションが設けられる。(たまに全セクション乗っていく強者がいるw)

競技時間と周回数について

  1. 競技時間は30分~1時間
    • カテゴリー別に競技時間が決められている
  2. 周回数はレース中に決定される
    • 参加選手は一斉にスタートを切る
    • 1周目の1位の選手のタイムを参考とし、規定競技時間に一番近くなる周回数が設定される。(スケジュールの都合上、予め周回数が決定されている場合もある)
    • 選手への周回数提示は、2週目の終わりにプラカード等で表示される
    • 決定された規定集会を一番早くゴールした者が勝者🏆となる

カテゴリー区分について

カテゴリーについては様々な区分が設けられており、実力や年齢等に応じたカテゴリーにて出走する事になります。

  1. 男女別に実力に応じたカテゴリーが設けらている
    • 一般男性は4カテゴリー、女性は3カテゴリーが存在
    • その他に、マスターズ、ジュニア、キッズ など
    • 初めての参加は一番下のカテゴリーからエントリー
    • 実力別にカテゴリーが確立されているので、初心者も参加しやすい
  2. カテゴリー区分

一般男子カテゴリー

カテゴリー区分競技時間  年齢制限  車両規定
カテゴリー1(C1)60分19歳以上シクロクロス車のみ
カテゴリー2(C2)40分17歳以上MTB等での出走可
カテゴリー3(C3)30分15歳以上MTB等での出走可
カテゴリー4(C4)30分中学生以上MTB等での出走可

一般女子カテゴリー

カテゴリー区分競技時間  年齢制限  車両規定
カテゴリーL1(CL1)40分~50分17歳以上シクロクロス車のみ
カテゴリーL2(CL2)30分中学生以上MTB等での出走可
カテゴリーL3(CL3)15分中学生以上MTB等での出走可

男子マスターズカテゴリー

カテゴリー区分競技時間  年齢制限(目安) 車両規定
カテゴリーM1(CM1)40分40歳以上シクロクロス車のみ
カテゴリーM2(CM2)30分40歳以上MTB等での出走可
カテゴリーM3(CM3)30分40歳以上MTB等での出走可

ジュニア以下のカテゴリー

カテゴリー区分競技時間  年齢制限(目安)  車両規定
ジュニア(CJ1)40分18歳シクロクロス車のみ
アンダー17(U17)最長30分16歳~17歳MTB等での出走可
アンダー15(U15)最長30分13歳~14歳MTB等での出走可
キッズ1(CK1)10分程度小学5年生~6年生MTB等での出走可
キッズ2(CK2)10分程度小学3年生~4年生MTB等での出走可
キッズ3(CK3)10分程度小学1年生~2年生MTB等での出走可

年齢制限は、実年齢ではなく生まれ年(西暦)によって区分けされます。

カテゴリーの昇格・降格について

レースで上位成績を収めると自動的にカテゴリーが昇格され、次のレースからは一つ上のカテゴリーで戦う事となります。また、逆にシーズンを通して一定の成績を収められなかった物は、自動的にカテゴリーが降格され、翌シーズンから一つ下のカテゴリーで戦う事になります。

一般男子カテゴリー

昇格昇格人数 降格降格基準
C2 ⇒ C1上位最大2名C1 ⇒ C2241位以下
C3 ⇒ C2上位最大3名C2 ⇒ C3301位以下
C4 ⇒ C3上位最大3名C3 ⇒ C4401位以下
※降格基準は、各カテゴリーの年間ポイントランキングによるもの

一般女子カテゴリー

昇格昇格人数降格降格基準
CL2 ⇒ CL16人以上の出走で1勝(自己申告)
6人以上の出走で2勝(昇格は必須)
CL1 ⇒ CL2シーズン未参戦
CL3 ⇒ CL2自己申告CL2 ⇒ CL3ーーーーーーー

男子マスターズカテゴリー

昇格昇格人数降格降格基準
CM2 ⇒ CM1上位最大2名CM1 ⇒ CM2151位以下
CM3 ⇒ CM2上位最大3名CM2 ⇒ CM3251位以下
※降格基準は、各カテゴリーの年間ポイントランキングによるもの

昇格・降格の規定については、シーズンにより変更となる事があります。

昇格人数については、出走人数により変動します。

ルールや規則から見えるシクロクロス

さぁ~て、如何でしたでしょうか?

実はシクロクロスの競技時間って、ロードレースなんかに比べて非常に短いんです!家族サービス必須なお父さんも、午前はレースで午後は子守りなんて事も出来たりします(笑)

コースの路面状況については会場により様々であり、天候によっても状況は一変します。これを怖い😱と捉えるか、面白そう😆と捉えるかはあなた次第!

シクロクロスは怪我しそうだから嫌だ!と言う人もいます。しかし、意外に思うかもしれませんが、シクロクロスは怪我の少ない自転車競技ともいわれています。少ないというか、大怪我しにくいと言う方が正しいですね。理由は、

  • ロードレースに比べスピードレンジが低い
  • ロードレースの様な集団走行になりづらい
  • 路面が比較的やわらかい(特に泥、砂 など)

また、専用のコースが設置されますので、車と接触して交通事故なんて事もありませんね(^^)

カテゴリーについては、原則いきなり上のカテゴリーから出走するなんて事はありません。って言うか出来ません(笑) 始めは誰もが一番下のカテゴリーからスタートします。

カテゴリー分けがされている事で、参加者が様々な目的をもって参加しています。例えば、

  • 少しでも上の順位とカテゴリーを目指したい!
  • 下のカテゴリーでも良いからシクロクロスレースを楽しみたい!
  • ただレースと言う緊張感を味わいたい!
  • 同年代には負けたくないからマスターズ!  などなど

全員が必ずしもトップを目指して走っている訳では無いんですよね!レースとか競技と聞くと、皆が皆ストイックに戦っているイメージを持たれがちですが、実はそうではないんですよ!

レースと言うと、どうしても身構えてしまうと思います。自分も最初はそうでした。しかし、いざシクロクロスの世界に飛び込んでみると、ほかの自転車競技に比べても特にシクロクロスは初心者などに寛容な風に感じます。それだけ参加しやすいって事だとも思います。

お子様や女性のカテゴリーもあるので、家族全員で参加している方々もたくさんいます。是非、来シーズンは家族みんなでシクロクロスを楽しんでみてみてはいかがでしょうか?

今回はここまで。

みんなでシクロクロスやろーよ!

まったねー(*^▽^*)ノ))