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シクロクロスの事

シクロクロスって何?(概要と歴史編)

こんにちはー、ひーろちゃん!です

前回は、ひーろちゃん!がどうやってシクロクロスに出会い、何がきっかけで競技を始める様になったのか、その一部始終を書いてみました。

そもそもですが、

CYCLOCROSS

ってご存じですか?

ちなみに、

  • 仏語では⇒シクロクロス
  • 英語では⇒サイクロクロス

と読まれますが、日本では一般的に「シクロクロス」と言われています。

さて今回は、ここ数年大きな盛り上がりを見せているシクロクロスについての説明を、競技歴8年の私なりの表現をもってお届けしてみようと思います。ちなみに、私は競技歴は比較的長いけどブログ歴が浅すぎるので、うまく伝える事が出来るか心配ですが、そこは何とか汲んで下さい(笑)

今回から数回に分けてお届け予定です!お楽しみに(^^)

注) あくまで競技としてのシクロクロスの解説となります

シクロクロスの概要

シクロクロスとは、

  1. 原則、舗装されていない不整地(オフロード)を走る
  2. コースは、1周およそ2~3kmの周回路となる
  3. コース上には様々な障害物が設置される
    • シケインと呼ばれる高さ40cm未満の柵
    • 階段 など
  4. シーズンは秋から冬、春先にかけて行われる
    • 日本の主要レースは10月から3月にかけて
  5. 原則、シクロクロス専用のバイクが使用される
    • 見た目はロードバイクにそっくり
    • タイヤは不整地が走れる様にブロックタイヤ
    • ロードバイクに比べ、泥が詰まりにくい構造

解説・補足』

ざっくりとですが、こんな感じです。比較的マウンテンバイクのクロスカントリーレースに似ている印象があります。しかし、コース上にはマウンテンバイクのレースには無い様な、シケインや階段といった人口の障害物が設けられるのがシクロクロスの特徴です。また、パッと見の自転車はロードバイクそのものです。

自転車のシーズンは、春から秋にかけた温かい時期に走るイメージだけがあるかと思いますが、シクロクロスに限り、冬場がメインの寒い時期に行われます。

『参考画像』

『シクロクロスコース』 ※シクロクロスミーティング白樺湖会場

『シケイン』

『階段』 ※東海シクロクロス愛知牧場会場

『シクロクロスバイク』 ※東洋フレーム HYBRID CX-D

https://toyoframe.com

シクロクロスの歴史

シクロクロスの発祥時期は、

  1. 西暦1900年より以前とも言われている
  2. 発祥地はフランスとされている
    • 1902年にフランスにて国内選手権が開催
    • 1924年に初の国際大会がパリで開催

シクロクロスの起源について、

  1. 当時の自転車選手がショートカットの為、畑の中を突っ切った
  2. 当時のロードレーサー達が、冬場に畑や牧場でトレーニングをした
    • 起源については諸説あり…
    • 牧場が起源とされている為、応援はカウベルを鳴らすのが定番

ヨーロッパ以外への普及

  1. 1950年に初の世界選手権が開催
  2. 1975年に米国の国内選手権が開催
    • この頃のレースがMTB発祥の一役を担ったとも言われている

日本国内での歴史

  1. 1986年に第1回シクロクロスミーティングをシリーズ3戦にて開催
  2. 1996年に初の全日本選手権が開催

『解説・補足』

知らない人はビックリされますが、実はシクロクロスは100年以上の歴史を誇ります。マウンテンバイクの発祥が1970年代後半と言われていますので、その歴史は倍以上と言う事になります。

世界的な主戦場はヨーロッパであり、特にオランダ・ベルギー・フランス・チェコ辺りでは特に盛んです。最近の世界選手権をみる限り、現状はベルギー・オランダが2強もしくは2大大国という見方が出来ます。

ロードレーサー同様、シクロクロッサーと呼ばれる選手(シクロクロスの選手の事)でも特にトップクラスの選手は、サッカー等のスター選手同様にスーパースター級の扱いを受けます。

日本ではまだまだシクロクロスの歴史は浅く、国内の選手権も初開催からは25年程しか経っていません。元々日本では自転車(スポーツ・競技用の自転車)の文化が根付かず、昨今盛り上がりを見せているとは言え、まだまだマイナースポーツの域を脱しません。

日本では、全日本選手権ですらテレビの生中継をされる事はありませんが、ヨーロッパではワールドカップなどの1戦1戦がテレビで生中継されます。日本のプロ野球中継と同じ感覚ですかね!

という訳で、シクロクロスって何?の一回目は如何でしたでしょうか。

まだまだ解説も序盤。次回はルールやシクロクロスに使われる自転車(機材)の事についてお届けする予定です!

今回の話を含め、もっともっとシクロクロスを知りたい方は、

https://www.cyclocross.jp/

こちらの日本シクロクロス競技主催者協会のサイトをご覧になってみて下さい!

それでは今回はここまで。

まったねー(*^▽^*)ノ))