オイッ!お前、何か忘れてねーか?
??? さっき飯くれたろ?
あのなー、俺ぬいぐるみだゾ!お供え物みたいに目の前にドッグフード置かれてもな…
南無なむナムNAMU…(-人-)
おい!おいッ!オイッ! そこ、拝むな!
で、なんだよ?
あのな、俺な、チャリ買おうと思ってな!
は?
なんだ、その、あれだ、肉球一つで簡単に持ち上がるとか言われてる軽いチャリだ!
それを言うなら〝小指一本〟だろ。
あのなぁ~、俺の前足見てみろ!小指一本立てられると思うか?
...(-_-;)
それはそうとして、初心者は軽さに拘る必要ないぞ!それに、ベテランやエリートでも必ずしも軽ければ良いってもんじゃないんだ!
ワオンワオン、なるほど!それではその辺の理由をちゃんと説明せい!...って言うかお前、チャリネタ書くの1ヶ月半も忘れてたんだから!
人聞きの悪い事言うな。サボってただけだ(^^;)
まあいいや、それじゃ早速始めるか!(そう言えば、なんで犬が自転車欲しいんだ?(-_-;))
少々重い方が楽しめます!
今回の内容は、ひーろちゃん!自身の持論に基づいております。賛否両論、様々な考え方がある事は承知の上であり、またそれらの考え方を否定するものではありません。あくまで一つの考え方としてご覧いただけたら幸いです。
初心者時代の経験
2台のロードバイク
初心者の域をまだまだ脱していなかった当時、ひーろちゃん!は2台のロードバイクを所有していた。
- ANCHOR RHM9SL
- カーボン製
- フレーム重量970g(当時としては超軽量)
- Cannondale CAAD9-6
- アルミ製
- フレーム重量1300gくらい(予測値)
今思えば、Cannondale の自転車を通勤用として買ったのだから贅沢な話しだが(その前にANCHOR RHM9SL 買ってる時点で贅沢だが…)、当時2年程の型落ちだった事で格安で手に入れた(笑)
ところが知らぬうちに主力機は、お金を掛けた軽量カーボンバイクでは無く、重量があるアルミのバイクの方になっていたのであった。
断然乗り易かった Cannondale のアルミのバイク
結局、要因は何だったのか?それは、〝走行安定性〟だ。もちろん、数ある要因の中のひとつではあるのだが、これが一番大きな理由だったのではと、今でもそう思っている。敢えて他の要因も挙げてみるとすれば、
- 適度な剛性感(フレームの固さ・柔らかさ)
- ジオメトリーの影響(フレームの設計)
- ガチなレースモデルではない(CAAD9も元々はレースモデルだがw)
まぁザックリとこんな感じだろうか。ただ、上記3点も結局のところ走行安定性に寄与する部分もあるのだが、そこを言い出すと複雑かつ奥深くなってしまうので(これが自転車の面白い所でもあるが)、とりあえず「へぇ~」とだけ思っておいてもらえばいいです(^^;)
ビギナーに重要な走行安定性
走行安定性とは〝重心〟が大きく関係する
例えばですが、
- 直径1メートルの石の球体
- 直径1メートルのバランスボール
上に乗った時にフラつかずに乗っていられるのはどちらですか?
答えは、①石の球体ですね!
そういう事なのです。要するに、重い物の上に乗る方が体は安定するはずです。これは重心が下がっている(重心が下にある)という事になります。これを自転車に置き換えて考えてみれば良いだけです。
自転車とは不安定な乗り物
元々自転車とは非常に不安定な乗り物です。さらに、それに乗る人間の体の方が重い訳ですから、必然的に重心は上がる事になります。そんな不安定な物に乗る際に、人は常にバランスを取って状態を保とうとしています。
先ほどバランスボールを選択肢に挙げましたが、そのバランスボールって何のトレーニングで使われているか知っていますか?それは、〝体幹トレーニング〟です。人間は物理的不安定な状態にある時に、無意識でも体幹を使ってバランスを取ろうとしています。
逆から言いましょう!体幹が鍛えられていない初心者は、軽量すぎる自転車は乗りこなす事が困難です!色々と意見が出て来そうな部分ではありますが、ひーろちゃん!はそう思っています。
具体的に走行安定性とは
前述の内容を踏まえて考えた時、超軽量なロードバイクは何をもたらしてくれるか。
- 手で持ち上げた瞬間の感動
- 漕ぎだした瞬間の超軽快感
これらの感覚が先に押し寄せて、幸せな感情が芽生えるかも知れない。しかし、
- 常にフラフラしている
- ちょっとした横風で飛ばされそうになる
- 荒れた路面で強烈バイブレーションw
- 何でもない小石で吹っ飛びそうになるw
まぁ重い軽いの問題だけではないが、だいたいこんなこんな感じ(笑)
では、少々重たい自転車ならどうか。
- 手で持ち上げた瞬間の絶望感w
- 漕ぎだした瞬間のダルい感w
という、ある種の怒りに近い感情が押し寄せてくるかも知れない。しかし、
- あれ?フラフラしにくい
- ちょっとした横風ならへっちゃら
- 重厚感あるバイブレーションw
- 何でもない小石が何でもなくなるかも?w
- ソッコー疲れるwww
そう!要するに走行安定性とは、余計な心配を減らして走る事が出来るという事。言い換えれば、余計なバイクコントロールをしなくても走りやすいという事です。プロやエリートの選手たちみたいに、鍛えられた体とバイクコントロールがあるからこそ、超軽量なバイクでも乗りこなせられる訳です。
あなたにとって、楽しいと思える自転車はどちらでしょうか?
そもそも論として…
自転車の魅力の一つとして、初心者だろうが誰だろうがプロ選手と同じモデルの自転車を手に入れる事が出来ます。ですが、、、
軽量レーシングなトップモデル
車の世界でもそうですが、結局軽い物を作るにはコストが掛かる訳で、さらに安全性だの走行性能だの何だのと追求し出したら、諭吉さんがどんどんコスト枠に積み重ねられていく訳です。
さらに、それらは基本的にはプロやそれなりにトレーニングを積んで来た人たちが乗る前提で、設計から生産までされています。
もちろん初心者でも買う事は出来ますが、たかーいたかーいお金を払って
- ツマラナイ…
- しんどい…
- コワい…
- そもそも、お値段…た・か・い・・・
となっては元も子も無い様に感じます。また、もったいなくも感じますね…。
そこまで軽くないエントリーモデル
当たり前ですが、トップモデルの様に最先端技術を取り入れ、かつシビアに開発される訳ではないエントリーモデル。各メーカー共に、使われている素材は圧倒的にアルミが多く、重量的にはどうやってもカーボンに敵いません。だから、コストが抑えられるんです。
ちなみにですが、カーボンのトップモデルとアルミのエントリーモデルでは、重量はざっくりですが3~4kgほど重いのが通常です。
ですが、それはむしろ一つの性能であり、ビギナーにとっては功を奏す訳です。
- そもそも安価で初心者が購入しやすい
- 余計な心配をしなくて良い
- 走りを楽しむ事に集中できる
- 気軽に走りに行ける
- 正しい乗り方を覚えやすい
- 体幹強化やトレーニングがやり易い 等
特に最近はボトムグレードラインナップを見てみても、非常に魅力を感じる自転車が多いと感じています。普通にデザインもカッコ良いですし、十分満足できる自転車も多いと思いますよ!
数グラム削るのに万札が飛ぶ世界
ちょっと余談ですが、自転車界では〝軽量マニア〟と呼ばれる類の自転車乗りの人達も沢山います。軽量な自転車に魅了されて、とことん自転車の軽量をはかるのです!
時には、超軽量パーツに〇十万円の出費をいとわない
時には、不要な部分を切り落とす!または削り落とす!
いずれにしても、多額の予算やノウハウが無ければ中々出来ない代物です…。
一度、徹底的に軽量化した自転車を持たせて貰った事があります(ドロップハンドルの下半分切り落とされてたwww)。もう笑う事しか出来ませんでしたね(笑)
まとめ
ビギナーはエントリーモデルから選ばれる事をおススメします!
おさらい
- おススメはアルミのエントリーモデル
- 初心者には程よい重量感
- バランスが保ちやすい
- 余計な心配や不安が減る
- 丈夫な物が多い
- 楽しく乗って欲しい
- ストイックも良いですが…
- 先ずは自転車の楽しさを覚えて欲しい
- 軽いは高い
- 基本的に軽量かつ高性能車両は超お高い!
- アルミの重めはリーズナブル!
今回は、完成した状態の1台の自転車をザックリなイメージとしてお伝えしてみました!
自転車は数多くのパーツで構成されています。本来は、完成車状態の自転車が軽いとか重いとかで、単純に計る事は難しい物です。また、同じロードバイクでもシチュエーションで軽い方が有利とか少々重量があった方が有利とか環境にも左右されたりもします。
ヒルクライムオンリーなら絶対的に軽量な自転車!
ですが、ロードレースなんかでは軽量に偏り過ぎないバランス型の自転車が用いられる事もあります。
軽量な自転車は、自転車を始めようとしている人達にも憧れる部分はあろうかと思いますが、その感動は一瞬の物であり、必ずしも楽しむ為の必須要因とは限らないという事です。
ひーろちゃん!の自転車は軽いの?
最後に、私ひーろちゃん!の自転車は軽いのか?答えは、、、
重いです! でも、走りは軽いです(*^-^*)
は??? と反応が返って来そうですが…(笑) 自転車って面白いですね(^^)
ちなみに、ひーろちゃん!のメインバイクは現在スチール製(鉄製)のフレームの自転車です。はっきり言って、アルミの自転車より重いですよ!(笑)
まぁその辺の気になる事はまたの機会に!(^^)
と言う訳だ!チャビ
💤
...どゆ事?
それじゃぁ、今回もブログ見てくれてありがとう!
まったねー(*^▽^*)ノ))