どろんこ祭りで人生豊穣
自転車の事

【自転車=道具】という考え方

最近中々思うようにブログが更新できなくてスミマセン(^^;)

こんにちは、ひーろちゃん!です

梅雨が明けてから暫く体調が思わしくなく、メンタル的にも少々参っていまして…(^^;) ようやく少しずつですが回復して来たので、久しぶりにブログ再開です。

早速ですが、人間はあらゆる道具を使いこなす事の出来る生き物です。そんな私たちが〝道具〟と言う物のそもそもの能力として、何を求めるでしょうか? 

道具の価値として求める物
  1. 自分自身の能力をより多く引き出す事が出来る物
  2. 自分自身の能力以上の力を与え付加してくれる物

一部かもしれませんが、おおざっぱに言えば本質はこんな所でしょうか。

私は、以前から自転車もスポーツをする上での道具に過ぎず、であるならば道具としての本質を捉えて考えなければならないと感じています。そんな考え方と言うか価値観的な事も、前回のブログ記事でもキーワードとして盛り込んでいました。

自転車はあくまでも道具である!

当たり前と言えば当たり前な事の様にも思うのですが、そこは自転車の世界。他のスポーツと比較しても少々特殊な部分もあり、その辺の認識が非常に薄い様に感じています。機材レースという背景がある事も考えると、車のレースと重複してしまう部分もあるのかもしれません。

実は私自身、とある自転車メーカーとの出会いがきっかけとなり、上記のキーワードについて非常に考えさせられて来ました。それは、

自転車も野球のバッドやゴルフクラブ等と何ら変わらない!

という事。そんな事があった以降、自転車選択の考え方が大きく変わりました。具体的には、

自分に合う自転車であるならば
  • メーカーは拘らない
  • グレードも拘らない
  • フレーム素材は拘らない
  • 重量も拘らない
  • 流行り物でなくて全然OK

はい、ここで私を知っている人からはチョー絶なクレームが来そうですね!

  1. お前が一番メーカー拘ってんじゃねーかー
  2. グレードも良いやつばっか乗りやがってー

その他にも身の危険を感じそうなクレームも来そうでこえーですが(笑)、

A.はい、おっしゃる通りです(笑)

チャビ

夜道は気を付けて歩けよ!

ひーろちゃん!

そんなにか?(-“-;

では、なぜ話が矛盾するのか? それは、そこに至る経緯をみんな知らないからですね!

ゼロベースで自分にとって最良な、あるいは最適解な自転車を探す

なんて事を過去に経験しました。要するに一旦すべての考え方をリセットしたんです。そんな所から自転車選定を行い、辿り着いたメーカー(会社)との出会いが、今の自分の考え方や拘りへと発展して来ました!

いずれにせよ今回は、自転車は道具であるという、私なりの考え方に迫っていこうと思います!

高剛性な自転車への疑問

特にロードバイクの世界おいて、剛性一辺倒でやたらと高剛性ばかりを追い求めていた10数年前、そこに異を唱えるかの如く自転車界に参入して来たメーカーがありました。それが、

GRAPHITE DESIGN

ゴルフが好きな方は良くご存じであろうこの会社は、何を隠そうゴルフシャフトのメーカーです! そんな自転車に縁もゆかりも無さそうな会社が、突如自転車界に参入してきました! その当時、メーカーコンセプトや自転車その物に与えられた性能については、大きな議論や論争を巻き起こし、良くも悪くも大きな話題となっていました。

人間が道具に合わせる?

硬さは正義!とまで言われていた時代。自分自身もそんな言葉を信じ…いや、むしろ只々流行りに乗っかって憧れのイタリアンフレームをチョイスしていた。しかし、乗り込めば乗り込むほど、頭の中の疑問符がどんどん大きくなって行きました。

人間が道具に合わせる事は本当に正義か?

フレームの硬さばかりが追い求められ、人間がその自転車達に対して順応していかなければならない…。次第に本末転倒な気がしてならない気持ちになっていったのを覚えています。

  1. 人間が自転車の能力を引き出す
  2. 自転車が人間の能力を引き出す

もちろん、①も②も能力としては必要になっては来ますが、ここで大事なのは主役はどちらなのか?という事。スポーツをしているのはあくまで人間であり、戦うのも楽しむのも気持ち良くなるのも自分自身。自転車じゃない!そう思った時、その時の自分自身の選択肢や価値観のリセットを迫られたような気がしました。

バットの性能に合わせたのはイチローだけ!

プロ野球の多くの選手は、自分自身に合ったバットを選択またはオーダーしています。要するに、自分自身の能力をより引き出してくれる道具を求めている訳です。選手によっては、シーズン毎にバットの調整を行い、都度オーダー変更を掛けているそうです。

ところが例外がありました。イチローです!やっぱりこの男は例外ですわ(笑) イチロー選手は、長い選手生活の中で同じバットを最後まで使い通したそうです。しかも、そのバットはミズノのバット職人さん曰く、「非常に難しいバット」なのだそうです。ですが、イチロー選手は「このバットが一番良い!」と言って愛用し続け、世界一のヒッターとなります。そんな彼が行った事は、

バットに体を合わせる!

多くのプロ野球選手が自分の体に合わせてバットを作る中、イチロー選手は全く反対の考え方をしていました。こんな事、世界広しと言えどやれるのはイチローくらいかもしれません(^^;)

自転車の性能に合わせられるのはプロでもほんのごく一部

前述のイチロー選手とバットの関係を例に、自転車へ置き換えてみましょう。

問いかけ

非常に高性能だが、乗りこなすのは非常に難しいよ!と言われる自転車があったとします。ただし、走り出す瞬間にこれ最高!と感じるフィーリングを備えているとします。イチロー選手と同じ様に扱いこなせられるのは誰でしょうか?

A. おそらく世界で数人。あるいは誰もいない。

どんなに高性能だったり、あるいは高剛性な自転車を作っても、人間がその能力を引き出せなければ何の意味もありません。まして、アマチュアや愛好家レベルに過ぎない自分たちが、そんなマネできるのでしょうか?

例えをもう一度野球に置き換えましょう。スモールヒッターが、ホームランバッター用のバットを振ってヒットを量産できるでしょうか? おそらくそんな事は不可能に近いでしょう。

自転車乗りの人も一人一人に個性があります。脚質も違えば体つきも違う。目指すものもそれぞれならば、楽しみ方や戦い方も違う。それぞれが持つ能力なりを存分に引き出し、目的をより容易に達成させてくれる選択肢は何か。メーカーや業界が、この自転車が世界で一番最高!と言っている自転車が、道具として最良かは別問題と感じています。

『しなり』が教えてくれた、道具に求めるべき事

野球のバット・ゴルフクラブ(シャフト)・テニスのラケット等、スポーツにおける道具は大なり小なり〝しなり〟という現象が起こります。何故ならば、その特性が必要であるからという事になりましょうか。そんな中、自転車は一部の歴史において、何故しなりを捨て硬さだけを求めたのか? そんな事も考えながら、その〝しなり〟を一つのキーワードに、『道具に求めるべき事』について迫ってみたいと思います。

しなりが教えてくれた道具の本質

記事の冒頭に書きました、

  1. 自分自身の能力をより多く引き出す事が出来る物
  2. 自分自身の能力以上の力を与え付加してくれる物

この2つ。スポーツにおける道具において、これらの能力を求めるとき、しなりと言う性能が非常に有効に働きます。例えば、

  • 野球のバット
    • 飛距離を伸ばす(ホームランの可能性増)
    • 速い(強い)打球(ヒットの確立増)
  • テニスのラケット
    • より力強いショットを放つ(得点の確立増)
  • ゴルフのシャフト
    • 飛距離を伸ばす(スコアの向上・ドラコン)

上記は一例ですが、しなりと言う性能がスポーツの結果や成績に大きく貢献してくれます。前述している通り、道具に求める本質を考えた時、スポーツにおける道具において、しなりと言う性能は非常に相性が良いという事が考えられます。

しなり=ばね

チャビ

ところで、さっきからしなりしなり言ってるけど、しなりって何?

ひーろちゃん!

分かり易く言うと、バネに近いかな!

良く、自転車界でもしなりバネ感と言う言葉で例えられたりします。とは言え、中々イメージが付きにくいでしょうか? そこで、トランポリンを例に解説してみましょう。

固い地面を蹴ってジャンプ
  • 跳ぶ人間の能力(ジャンプ力)以上の跳躍は出来ない
  • 反発が速いので素早く跳躍が出来る
  • 脚や体への負担が大きい
バネの反発を使ってジャンプ
  • バネの元に戻ろうとする力(反発エネルギー)を利用できる
  • 跳ぶ人間の能力を超えた高さでの跳躍が可能
  • 脚や体への負担が小さい

コンクリートブロックとトランポリンを仮に道具として例えた場合、より人間の能力を引き出しながらそれ以上のエネルギーを生む(発揮)させてくれるのは明白です。言い方を変えれば、人間が持つ能力やエネルギーにブーストを掛けてくれるとでも言えば良いでしょうか。

自転車におけるバネ感

先ほどの例を自転車に置き換えてみようと思います。

硬い自転車(フレーム)
  1. メリット
    • 瞬発力(ペダルを踏み込んだ際の反応性)
    • 分かり易い性能・性格
  2. デメリット
    • 脚へのダメージが大きい
    • バネの反発エネルギーを得られない
しなる自転車(フレーム)
  1. メリット
    • しなり(バネ)の反発が推進力を増してくれる
    • 脚へのダメージが少ない
  2. デメリット
    • ペダルを踏んだ瞬間の一瞬の間がある(瞬発力は無い)
    • 分かりづらい性格・性能

硬い自転車しなりのある自転車をメリット・デメリットと言う形で表にしてみました。どちらにもメリット・デメリットが存在し、それぞれに特徴があるのが分かります。どちらが良いか悪いかは、目的や好みに応じる部分もあるでしょうから、敢えてどちらが良いかは言いません。ただし、私自身が考える道具としての本質を考えた場合、やはり後者を選択する事になるでしょう。

明瞭がもたらす罠

さて、前述にもありましたが、分かり易い性能・性格という文言を加えていました。なんでもそうだと思いますが、分かり易い物ほど判断が付けやすいですよね!例えば、

  • 楽しい・楽しくない
  • 速い・遅い
  • 軽い・重い(感覚的な物) 等

自転車においても、しなりの無い硬いフレームは、そう言った感覚部分での判断が付けやすいという事になるでしょう。それ故に、

瞬発力から来る、速く走れるようになったと言う錯覚

に陥る事は、よく聞く話です。

初見だけで判断し、その自転車(道具)の本質や性能に深い理解を求めず、瞬間的に押し寄せる高揚感に騙される…と言った所でしょうか。故に、後々こんなはずじゃ無かったという後悔の念を抱く事にもなるのだと思います。

いずれの性能にせよ、その道具を使いこなすにはそれ相応の理解と努力が必要になります。いずれの判断をするにせよ、道具とは何かの本質をきちんと考えて判断する事が必要になるのではないでしょうか?

しなりとダメージ軽減

例えば、足で何かを蹴とばすとします。

  • 石のボール
  • ゴムボール

蹴っ飛ばして足が痛くなるのは明白ですよね!つまり、固い物ほど自分自身への反発(ダメージ)も大きくなるという事です。作用・反作用ってやつですかね。

これは自転車にも当てはまります。

良く問われる事ですが、例えばロードレースなんかの長距離を走る競技では、疲れ切るゴール前でどれだけ脚を残せるか?つまり、少しでも負ったダメージを少なくライバルにアドバンテージを付けられるか!と言うもの。

良く見られるゴールスプリントの例ですが、どんなにゴール前で瞬発力に優れていて出だしの速い自転車に跨っていようとも、それを踏み抜く脚力が残っていないと勝負が出来ない訳です。逆に、一瞬のタメ(バネが縮む瞬間)があって瞬間的に出遅れても、反発エネルギーを推進力に変えて勝負が出来るしなりの自転車。しかもダメージが少ないのでゴール前までの脚の温存が比較して容易

競技種目や状況で選択肢が変わるのはもちろんであり、一概にどちらが良いという話では無いですが、やはり、道具としての本質を考えた時にどちらを選択しますか?という事になってしまう様に、自分自身は考えてしまいます。

自分自身に合った選択

これまで書いてきた通り、GRAPHITE DESIGN という会社に出会い、色々な事を考えさせられました。一旦自分自身の価値観をリセットし、自分自身が楽しく気持ちよく速く走れてより遠くへ行く事が容易な自転車は何か?

最終的に、それらを与えてくれそうな自転車と言う事で、GRAPHITE DESIGN社の自転車を選択しました。ある意味好き嫌いが分かれ、否定的な意見も多く聞かれたメーカーさんでしたが、周りの意見などどうでも良く、問題は自分自身の求めている物を与えてくれるかどうかでした。結果的には、この選択は正解でした。

自身の現在の最適解は実は違う

現在も同社の自転車は保有して愛用もしていますが、実は私自身にとってGRAPHIT EDESIGNの自転車は選択の最適解とはなっていません。何故か?それは、同社が自転車事業から撤退しているという事もありますが、何年も同社の自転車に乗り込んできて、それはそれで疑問も出てはきたんですよね!もちろん今でも素晴らしい自転車だと思っていますけどね!

ロードバイク始め、規格が大きく変わってきた事も大きな要因かもしれませんが、そんな節目に今一度自分にとっての最適解を考え直す事になりました。その結果は、

カーボンフレームからの離脱

フレーム素材については今回のテーマでは無いので書きませんが、これも一度立ち止まってリセットした中で得た、現在の自分自身の最適解だと思っています。

いずれにせよ、道具としての本質を捉える事の重要さと、自分自身にとっての最適解をどう選択していくか。これらを教えてくれたのは紛れもなく GRAPHITE DESIGN という会社だったと思っています。

最良の相棒と最高の自転車ライフを!

色々と講釈を垂れて来ましたが(笑)、結局は自転車も趣味の世界!楽しみ方は人それぞれ!

なので、どう言った選択をしようが、その人にとって最高に楽しければそれが最高であり最適解なのだと思います。だから、見た目のカッコよさだけで判断する事にも決して否定をするつもりはありません!

ただし、現在乗っているその自転車に、ある種の疑問を感じているとか、いまいち相性がとか、何となく楽しくないとか、、、。そんな思いの中自転車に乗っている方、もしかしたら、自転車の選択に間違いがあるかもしれません。そんな方たちには是非、

ゼロベースからの検討と選択

をおススメします。

自転車はあくまでも機材スポーツです。他のスポーツでもそうですが、道具を使うスポーツにとって道具との相性は避けては通れぬものです。憧れのメーカーだの見た目のカッコ良さだのは痛いほど分かりますが、自分自身を道具がサポートしてくれなければ意味がありません

その為には、道具と言う物に求める本質とは何かを考え見た目や評判に惑わされずに判断する事も必要です!

チャビ

是非、自分自身にとっての最高の相棒を見つけてみて下さい!

あと、忘れてはならない事は、

どんな機材選択でも努力は必要ですよ!

道具を変えただけでチャンピオンになれるだとか、いきなり飛躍的に楽しくとか気持ちよくとかは虫の良い話ですね!もちろん、相性の良い道具を手にする事である程度の能力向上や成果が見込めるかもしれませんが、最後はやっぱり本人の努力次第!という事です。

勝利を目指して頑張る人も!

最高に楽しく走りたい人も!

ですが、最後にもう一度だけ言いますね!

その最初の一歩は道具(機材)の選択から!

是非、最良な相棒を見つけて、最高な自転車ライフを送ってください!

そして、今回の記事がその為のお役立てになってくれたら嬉しいです(*^-^*)

と言う訳で、今回はここまで!

相変わらず自転車は奥が深くて難しいですね(^^;) また私なりの自転車に対する考え方も公開していこうと思っています。フレーム素材の話しなんかも面白そうですね!

それでは、また次回!

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まったねー(*^▽^*)ノ))