こんにちわー、ひーろちゃん!です
最近は、若者の『時計離れ』が加速しているそうですね。ほかにも若者の車離れやテレビ離れなんて言う、○○離れが進んでいると言われています。とは言っても、最近はウェアラブルなんかが普及してきた事もあってか、結果的に時計を身に着けているという事にはなるのでしょうか?
ひーろちゃん!は時計が大好きです。
腕時計はもちろん、掛け時計も目覚まし時計も、場合によっては砂時計も(^^;) 別にコレクターでは無いですし、そんな裕福ではないので、幾つも時計を保有している訳ではありません(笑)
たまーにですが、「時計の何がそんなに好きなの?」と聞かれる事があります。それに対しての回答は、
「時計の針が時を刻んでグルグル回るところ」
は?何言ってんだこいつ...
まぁ確かにそういう反応になりますわねぇ~(笑) では、もう少し具体的に、、、
秒針が刻む1秒1秒に
〝人間の英知の結晶〟
が詰まっているから
ちなみに、今回はひーろちゃん!の時計に対する価値観のお話です。
おススメの時計!みたいなのは今回は出て来ませんm(__)m その辺はまた機会を見つけて…。
人間が生みだした最大の発明
人類が生みだした最大の発明!とよく言われている物がありますが、その最大の発明と言われている物は世の中にたくさんある様に思います(笑) まぁそれはそれで良いのですが、ひーろちゃん!が考える人類最大の発明の一つに、
時間と言う概念と時計と言う道具
だと思っています。
時や時間と言う概念
そもそも、何もない宇宙に時間という物が存在したのかどうかは置いておいて、少なくてもこの地球上において時間と言う概念を生みだしたのは、やっぱり人間なのかもしれません。
太古の昔は、それぞれの宗教的な考え方や価値観の上に、様々な概念や考え方の上に時や時間と言う物があったそうです。それと同時?に、優れた天文学などから、地球の公転周期や月の満ち欠けなどを利用し、時を計っていたのだと言います。太古の昔から春分や秋分、夏至や冬至まで見極められていたというので、改めて考えてみれば驚きです。
60進法の発明
現在私たちが使っている時計は、この60進法が使われています。ところで、この60進法を使って時を計るという発明は今から何年前だと思いますか?それは、
今からおよそ4000年前の
紀元前2000年頃
シュメール文明にて発明されたと言われています。
これって凄くないですか?
60進法の活用や時計その物の進化は、この何千年で大きく発展したのかもしれませんが、根本的な部分は何も変わっていないのです!4000年以上も!
『時計』は最大級の発明品
人類は、これまで様々な時計を生みだしてきました。砂時計や水時計など物質の動きや流れで時間を計る物や、前述の60進法を用いて作られている現在の時計など。時計の歴史を振り返ると、その時代の人達がその時代に用いる事が出来る知恵と技術を駆使し、時を計る為の道具を発明して来た歴史が見て取れます。
ひーろちゃん!も全てを知っている訳では無いですが、知っている事や調べてみた事も含めて少し紹介してみようと思います。
時計の元祖は〝日時計〟
人類が初めて時刻の測定に使ったとされているのが 日時計 です。古代エジプトで作られたオベリスクなんかも日時計として利用されていた様です。日時計の最大のデメリットとしては、
天気悪いと時間が分からん!
と言った所ですかね(笑)
砂時計や水時計などの発明
前述のとおり、日時計には晴れの日にしか時間が計れないという、決定的な致命傷がありました。そこで、物質による一定の動きや流れで時間を計ろうと、様々な時計を開発していきます。
- 砂時計
- 水時計
- 火時計
- 香時計 等
紀元前1500年頃の古代エジプトは、やはり当時の時代の最先端だったのか、すでに砂時計や水時計を開発し利用していたとされています。まぁあれだけのピラミッドを作り上げた文明の人達ですから、ある意味不思議ではないですけどね。
日本では古くから使われていたものとしては、香時計は有名でしょうか。芸子さんがお客様をもてなす為の時間を計るのに使っていたというのも有名な話しです。
歯車時計の発明
様々な時計が発明・開発されてくる中で、現在の時計の直接的ルーツとなったのが、
脱進器を用いた時計
でしょう。発明したのは、8世紀の中国と言われています。脱進器とは一定方向に回る歯車の事で、言い替えるなら歯車時計と言う事になるでしょうか。
その後、この歯車を用いた様々な時計が発明・開発されていく中で、16世紀のヨーロッパで遂に懐中時計が作られる事になります。
懐中時計の誕生
懐中時計とは、その名の通り懐に入れて持ち歩くことが出来る時計の事。今の若い人たちには馴染みが無いかもしれませんが(ひーろちゃん!も馴染み無いですがw)、当時を生きていた人たちからすれば画期的では無かっただろうか?と想像してしまいます。
当時はまだまだ高級品であったであろう時計ですが、いつでもどこでも時間を確認できるという事は、人類がより時間と時計を身近に手に入れた!という事かもしれません。
そして、この懐中時計の時代に、時計は超飛躍的に進化を果たします。その張本人は
アブラアム・ルイ・ブレゲ
世界最古級の時計メーカーの創始者であると同時に、超天才時計師と言われた人物ですね。
彼は、時計の歴史を200年早めた!とも言われています。彼がいなかったら、今の世の中のあり方すら違っていたのではないか?と思ってしまいます。
ブレゲの時計、憧れますね!高くて買えねーけど(笑)
携帯時計として長く使われてきた懐中時計ですが、これがいよいよ腕時計へと進化します。
腕時計への発展
ここまで来ると、現在を生きる私たちにもおなじみです。元々は、懐中時計を腕に巻いたのが始まりでした。その方がきっと携帯しやすかったのでしょうね。その後、腕に巻く専用の時計として開発が進み、現在の形まで進化してきました。
これだけ聞くと、へぇ~しか思わないかもしれませんが、この当時の時計は機械式時計と言われる、いわゆる歯車やゼンマイ等の部品が、信じられない数であの小さな空間に入り込んでいるのです。
えっ?時計って電池じゃないの?
電池式の時計(クウォーツ時計)って、製品化したのは1969年なんです。ちなみに発売したのは日本のSEIKOですね!クウォーツ時計の研究も含めても、歴史自体は100年程しかないんです。
SEIKOが開発した、機械式とクウォーツのハイブリッドメカ、『スプリングドライブ』この機構を搭載したグランドセイコーの時計も憧れのひとつですぅ~。
時計の新たな時代
時計の歴史と一口に言っても、その歴史は長く複雑で、ブログの一投稿でとても書き切れるものではありません。だから、前述の内容もだいぶ端折りました(^^;) 結果的に腕時計への流れで今回は書いてみましたが、世の中には様々な形の時計があります。その一つ一つの時計だけを取り上げても、その歴史を語りだせば相当長くなることでしょう。でも、それは人類が時間と言うものに真正面から相対し、培ってきた結晶の一つ一つなのでしょう。
機械式の時計から感じるもの
実は、ひーろちゃん!は機械式の腕時計1本保有しています。この時計を購入して、かれこれ15年くらい経つでしょうか。お仕事に行くときも、休日にお出掛けする時も、基本的にこの時計を身に着けていきます。もちろん、都度時間を知りたいから!と言う時計の本質的な理由はある訳ですが、その一方で
人間の英知の結晶を身に纏っている!
と言う、まぁ自己満ではあるんですが、一つの幸福感に浸っている訳です。子供の頃からゼンマイの時計に憧れていた!と言うのもあり、一つの夢が叶ったという事実も大きな理由でしょう。
これは、ひーろちゃん!の価値観であり、時計に対する価値観は人それぞれ。それこそ100均でも腕時計が売られている時代でもあります。どの時計を選択しようが、はたまた身に着ける身に着けないも個々の自由だとは思いますが、これだけは思っていても良いかもしれません。
もし先人たちの
知恵と努力が無かったならば、
私たちは今ある当たり前の
〝時間〟を
享受出来て無かったかもしれない!
そもそも時間と言う概念が無ければ始まらない話であり、それを生みだした人類が何千年と言う月日の中で進化させてきたのです。ひーろちゃん!はそう思っています。
時計のこれから
それらを踏まえたうえで、これからの人類は時間や時計と言うものをどう進化させ、受け継いでいくのでしょう。もちろん時間と言う概念は残り続けていくのでしょうが、物質的なものである時計はどうなのか?
腕時計も、最近はウェアラブルといったものが普及してきたことにより、時計と言った機能にとどまらず、様々な情報をその小さな空間で取得できます。むしろ、時間と言う情報の取得自体、優先順位は下の方かもしれません。
ひーろちゃん!はアナログの時計が好きなのですが、世の中はデジタル時代。ウェアラブルもそうですが、時間表示もデジタルなケースがやはり多いですよね。わずか100年前の人達でも想像ついてないでしょう。まして、日時計を開発した時代の人類からすれば、まるで異次元世界の事に感じてしまうかもしれません。
ただでさえ時代の移り変わりが著しい時代。もはや10年後、100年後の時計の姿やあり方が想像できません。
ひーろちゃん!のひとつの想像として、物質てきな時計というものが無くても、人間は時間を把握する事ができる様になっているのでは?なんて思ったりもします。だからと言って、具体的な方法が思いつくわけではありませんが、VRなどの技術も発達してきている時代ですし、時間という情報が何かしらの手段で人間の脳に送られれば、それで時間を把握する事だって出来る訳ですよね?たぶん(笑)
まぁ実際はどうなっていくのかは分かりませんが、人類の英知の結晶でもある時計が、今後も存在としても残ってくれたら嬉しいな!と思っているひーろちゃん!です。
なんだか文字ばかり打ち込みまくった纏まりのないブログになってしまいましたが、こんなブログもたまには許して下さい(^^;) こんど機会をみて、ひーろちゃん!憧れの時計やおススメ時計なんかの紹介が出来ればいいなって思っています。
という訳で、今回はここまで!
まったねー(*^▽^*)ノ))