どろんこ祭りで人生豊穣
自転車の事

自転車に乗ると脚が太くなるの?

こんにちはー、簿記試験本番まで残りひと月。勉強が遅れ気味でマジ焦ってる、ひーろちゃん!です。 

ヤバいーヤバいー(^^;)

さて、前回自転車とダイエットについて、ひーろちゃん!なりの考えを少しお伝えしてみた。

まぁ何でもそうですが、結局は楽しくないと続かないよねー的なところです。自転車でなくても、体を動かせる〝趣味〟として何かに取り組めたら、ダイエットとするのには理想に近いのかもしれません(^^)

話しは少し変わりますが、前回取り上げたような「自転車ダイエット」の2つのキーワードがくっ付くと、だいたい質問されるのが、

自転車乗ると脚が太くなるんですよね?

以前自転車の相談をされた、50代の女性からも同様の質問をされました。この質問は殆どと言って良いほど女性からされる事が多く、もう圧倒的ですね! もちろん女性の気持ちを考えたら、心配事の上位に来る事も良く分かります。

それで、その手の質問に対するひーろちゃん!の答えは、

ANSWER

太く細くもなりますよ!

厳密に言えば、太くする事も細くする事も可能ですよ!ってな感じですかね。

という訳で、今回はその答えの意味を追っていこうと思います。

何故、太くなるというイメージが付いた?

自転車に乗ると足が太くなるというイメージは、日本人全員が持つ共通の認識なのか?ってくらい、定着したイメージでもあるような気がします。それはなぜなのか?それはやはり、

競輪という文化

がひとつ、大きな影響を与えているのではないか?と考えています。

競輪の生い立ち

まず、『競輪』という競技は日本が発祥なんです!

自転車の発祥や分化は、そのほとんどが欧米なんです。そんな中、現在はオリンピックの種目にもなっている自転車競技が競輪(KEIRIN)なんですね!で、この競輪はご存じの方も多いと思いますが、日本では公営競技の一つとなっています。そもそも、戦後に公営競技としてスタートしたものが、現在まで続いて来ている訳です。

その過程のなかで公営競技とは別に、KEIRINとしてオリンピックなどの自転車競技のひとつ(トラック競技のひとつ)として、発展していったんですね!

競輪はなぜ脚が太くなるの?

ここで一旦、陸上競技の話をしてみましょう!(なんでや?w)

一番わかりやすい所で行くと、100m走でしょうか。例えばですが、世界陸上なんかで走っている選手の体つき、または脚の太さはどうでしょうか?

筋肉ムキムキで脚も太くてガッチリ

そんな選手が多く見受けられますよね!世界記録保持者のウサイン・ボルト選手なんかも例外に及ばずです。もちろん無駄のない体ですので、引き締まっている所は引き締まっていますが。

要するに、競輪も同じなんです。

短距離⇒瞬発力⇒速筋⇒太くなる

という構図ですね。筋肉には大きく分けて2種類の筋肉があります。

  • 瞬間的なパワーを出す事が得意な速筋
  • 持久的にパワー出し続ける事が得意な遅筋

面白いのは、同じ運動をしていても、マラソンなどの持久走の選手は体が細く、脚も細い(⇐ここ、大事になりますからねw)ですよね。

競技の特性

では、実際に競輪とは具体的にどんな競技なのかを見ながら、競技の特性を見てみたいと思います。

簡単ですが、以下にまとめてみました。

競輪(KEIRIN)とは
  • トラック競技
    • バンクと言われる競争路(トラック)が使われる
    • 1周 333m の周回コースの他、400m、500mの物もある
    • コーナーはそそり立つような傾斜になっている
  • 自転車の特徴
    • ピストバイクと言われる自転車を使用
    • ブレーキが付いてない(笑)
    • 固定ハブ(要するに車輪が回っている以上、脚も回り続けるw)
  • ルール
    • 公営競技の競輪は9名、KEIRINは6名以上の最大7名で出走
    • 競技開始時は先頭誘導員が選手を誘導
    • トータルで1500mくらいの距離を競争する
    • 時速は60km~70kmくらい出ていると言われている
    • 先頭でゴールした選手の勝利

上記から分かる通り、競輪はやはり短距離走でなんですね!しかも複数人が同じレーンでもがきあうので、体のぶつかりも激しいのです。その為、脚のみならず、体全体を大きく鍛え上げなければならないんですね。

競輪から生まれたイメージ

元々、自転車という文化はヨーロッパ発祥であり、欧米で発展してきました。しかし、それに比べて日本は中々自転車の文化が根付かない国でもあります。最近はスポーツ用の自転車も多く見かけるようにはなりましたが、まだまだマイナーであることは間違いありません。

えーっ?だけどママチャリは沢山走っているし、日本だって自転車の文化根付いてるじゃん!

実はこれって、日本独自に発展して来た自転車文化らしいんです。ヨーロッパから来た観光客の人達が驚く事の一つに、実はママチャリ=シティサイクルの多さがあるそうです。これが良いか悪いかは今回は省きますが、それと同じように競輪も長きに渡り、日本の文化の一つとして発展して来た前述した通りです。

その為、日本人が自転車競技として真っ先に思いつくものが、競輪というケースが凄く多いのも、そう言った背景からなんでしょう。そこに、

自転車=競輪=脚が太くなる

と言うイメージが付くのも無理が無いでしょう。

脚を太くするも細くするも乗り方次第

最近は、ピッチっとしたジャージにカッコイイヘルメットを被った自転車乗りを見かける事も多いと思います。こんな彼らをみて、

あの人、体ふと-っ! Σ(゚Д゚)

って人がどれだけいるでしょうか?中にはひーろちゃん!みたいに本当に太い人もいるとは思いますが…(´;ω;`)ウッ…

しかし、ほとんどの人は想像よりも細くないですか?なんででしょうかね!それは、前述した遅筋が関係しているんですね。

踏み踏みは クルクルが

私が自転車を始めた頃よく言われたことは、

会話ができる強度で、ペダルをクルクル回せ!

でした。どういうことなのでしょうか。それは、力任せに踏み込むほど瞬発的な力を必要とし、長時間走る事が難しいからなんですね。先ほど、持久走は遅筋を使うと説明しましたが、理屈は自転車も一緒なんです。

ところがママチャリなんかでは、このクルクル回すのが凄く難しい。ママチャリは、その自転車自体の重量が重く、さらに変速数が限られている為、どうしても自転車を漕ぐのに力任せな部分が必要になる(踏み込みペダリング)んです。実はこれも、自転車乗ると脚が太くなるというイメージの一つにもなっています。

それでは、どうせ脚が太くなるんでしょ?と思われている、スポーツ用の自転車はどうでしょうか?

クルクルを叶えてくれる、スポーツバイク

改めて、もう一度伝えておきます。太くするも細くするも乗り方次第。また、美ボディの定義も人それぞれだと思います。それを踏まえたうえで、自転車は自分の目標とするナイスバディを目指すことが出来ます。

まず、スポーツ用の自転車にどんなイメージがあるでしょうか?おそらく一言で言うと、

すごく軽いんでしょ!

答えはイエス! 初めてロードレーサーを持ち上げた人のあの驚きの顔と笑顔は、もはや定番です(^^)

ただ、その軽さは物理的な軽さだけではないんです。それは、

走り自体も軽いんだよ!

ってことなんですね。もっと具体的に言うと、ギアの変速数が多いので、ちょっとした上り坂でもクルク走れてしまうんです。これが決定的に大きいんです。

ママチャリに比べて軽量。本格的なものでないクロスバイクですらかなり軽量になります。そこにより軽く走れる機能がスポーツバイクには備わっているのです。

ママチャリの負の遺産

ママチャリ慣れした日本人は、どうしても自転車に乗るとペダルを上から下に踏みつける傾向にあると私自身は考えています。まして女性はギアの変速とかが苦手な人も多いので、余計に重いギアを選択して力尽きる…。

さらに後述しますが、垂直にドカッと座る形も、スポーツと言う観点から見た時に、かなり負の遺産と言う事になります。

通学自転車から始まって、大人になっても通勤で使う人も多く、そこにスポーツ用の自転車を見たり触れたりする機会がまだまだ少ない日本。どうしても感覚として、自転車に乗るという感覚=ママチャリの感覚になるのも頷ける部分になろうかと思うところです。

自転車は全身運動です!

脚だけに意識が行きがちですが、実は自転車は全身の筋肉を鍛える事が出来る、全身運動です。根本的に、自転車はバランスを取らなければならない乗り物なので、必然的に体幹を鍛えるのに向いていると言われています。

さらに、スポーツ用の自転車は前傾姿勢になるケースがほとんどです。特にロードバイクともなれば、車両の差こそあれ、かなりの前傾になります。

だって、ハンドルの高さがサドルより低いですから(笑)

そんな姿勢は危険だ!と言うような意見は今回はおいておいて、これの意味する事は、

自分自身の上半身を自分自身の体幹で支え続ける!

という事なんです。

自転車に乗り出すと、徐々に遠くへ遠くへ、少しずつ長い時間自転車に乗っていられる様になります。そこは単純に体力が付いたから!と片付けられてしまいがちですが、そう言った中々見えない部分の影響もかなり大きかったりするんですよ!

脚を細くではなく引き締めよう!

世の女性たちが思っている事のひとつの想像として、

脚を細くしたい=筋肉を付けたくない=太くなるのが嫌

という構図が良くある様に思います。だけどそれって本当だと思いますか?

もう一度思い返してみて下さい。マラソン選手の脚は筋肉質ですよね? そして細い。 そう、必ずしも筋肉を付ける事がイコール太くなるという事では無い!と言う事は、ここまで説明して来た通りです。

ツール・ド・フランスに代表されるようなロードレースの選手たち。一日に200km前後のコースを毎日3週間走り通すのです。もはや人間では無いんじゃないか?と思うような人たちですが、そんな彼らの体重は、おそらくあなたが想像している体重より少ないかもしれません。でも、脚は信じられないくらい筋肉質です。男が見ても惚れ惚れします(^^;)

要するに、脚や体を細くしたいと思うなら、

筋肉を付ける事が大事=脚も体も引き締める事が大事。

と言う訳です。そして何より、

スタイル抜群!

になれる可能性が高いですで(^^) 必ずしも、細い体が美しいとは限らないんだと思いますね。

いやいや私は脚を太くしたいのよ!という個性派のあなたへ

中には、細くじゃない!、太くしたいんだ!と言う人も中にはいる事でしょう。ですが、ここまでブログをご覧いただいた方は、答えはもうお分かりですね!

ハァハァ言いながら、

力いっぱいペダルを

踏みこんで下さい!(笑)

競輪選手のように、もがいてもがいてインターバルして、数か月もすればジーンズも履けなくなる立派な太ももが出来上がってるかもしれません(笑)

正しい方法と安全を確保して走りましょう!

良くある話ですが、トレーニングをしているのに予想していた様な成果が出ない、もしくは少ない。それはもしかしたらやり方に問題があるのかもしれません。

自転車は、自分に合ったサイズとポジションで乗りましょう!

そもそも機材スポーツである自転車ですので、その道具となる自転車の大きさが自分に合っていないと始まらない訳です。サイズと言っても意外と単純ではなく、一応の目安として身長で分かられたりはしますが、きちんと自身のサイズを測定してもらい、適正サイズを導き出す必要があります。

しかし、サイズが分かったからと言って、それだけで良い訳ではありません。自分自身の適正なポジショニングが取れてこそ、様々な機能・効果を発揮します。

えー、そんな難しい事わかんないし無理だよー…

という声も聞こえて来そうですが、心配しなくても大丈夫!

スポーツ自転車を扱うショップには、そう言った測定を行う機械等があり、プロの方があなたに合ったサイズと適正なポジションを導き出して、自転車を調整してくれます。

後は、走り出すだけですね!

ちなみに、サイズもポジションも合っていない自転車に乗り続けると、体を痛めたり怪我の原因にもなったりするので、気を付けましょう!

安全装備は必須です

ついでなので、この場でも伝えておきます。

ヘルメットは必ず被りましょう!

ひーろちゃん!も、ヘルメットに命やケガから救われた経験者です。

あと、可能であれば、

  • スポーツ用のサングラス
  • サイクリング用の手袋

こちらも、自身の体を守るアイテムになります。着用する事を、是非お勧めします。

交通ルールを守り、安全運転で

交通ルールは厳守です。

これは、自分自身を守るという意味にも繋がります。脚を細くするだのの前に、交通事故など起こしたら元も子もないですから!

今回の最後に

実は、ひーろちゃん!ごとではあるのですが、ひーろちゃん!は体質のせいなのか分かりませんが、昔から太りやすく、ちょっと気を抜くとすぐにブクブク~っと太ってしまします。さらに、自分は速筋が発達しやすいらしく、トレーニングをすると比較的筋肉が太くなりやすい印象が自分自身にあります。

医療的な事とか専門的な事は分かりませんが、太るも痩せるも、トレーニングの効果の有無なども、個人差や個性があるのだと思います。

100m走が得意な人もいれば、マラソンが得意な人もいる。

いい意味で他人と比べて、私も負けないように頑張ろうと思う事は良い事だと思いますが、先ずは自分自身の事を知っておく必要もあろうかと思います。それによって、取り組むべきものも変わってくるでしょうし、同じ結果を求めるにしても、人によってアプローチが違うケースもあるでしょう。

自転車も種類も乗り方も様々であり、ご自身にあった自転車や乗り方が見つける事が出来れば理想かな?と思っています。

まぁ何はともあれ、まずは自転車を楽しんで貰えたら嬉しいですね。

という訳で、今回はこれまで!

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まったねー(*^▽^*)ノ))