こんにちわー、ひーろちゃん!です。
先日、50代女性(パート勤務)の方からこんな相談をされました!
- 「自転車乗ってみたいけど、どんなの買えば良いですか?」
- 「初めての自転車は何が良いですか?」
実は、この手の相談や質問は良くされます。しかし、明確な目的が無い(分かっていない)ケースが多く、答えを出すことが非常に難しいんですよね。まさにこの女性もそうでした。
実は諸事情あり、前述の相談に対し答えを伝える事が出来なかったんです。なので今回は、その女性におススメする自転車とそれを選んだ理由をここで発表したいと思います。
まず、ひーろちゃん!なりに出した結論は、
マウンテンバイク
でした。では何故この答えに至ったのか、次の項目から見ていく事にしましょう!
どんなシチュエーションでも楽しめる!
マウンテンバイクと聞くと、山の中を駆け巡る!と言うイメージが強いでしょうか? それとも街乗りやツーリングのイメージが強いでしょうか? 確かに山でなく街中でも見かける事は多いですよね!実はマウンテンバイクで楽しめるシチュエーションは多岐に渡ります。例えば、
通勤・通学
- 目的
- 職場や学校に通うための移動手段
- 楽しみポイント
- 渋滞や満員電車からの解放感
- 仕事や勉強のストレスを吹き飛ばす爽快感 等
街乗り・ポタリング
- 目的・概要
- 目的地などで散歩感覚でゆっくり走る事を楽しむ
- 楽しみポイント
- 観光名所やおススメスポットの散策
- 素敵でお洒落なカフェ巡り 等
ロングライド・ツーリング
- 目的・概要
- 数十キロ以上(100kmや時には200kmなど)の非日常的な長い距離を走る
- 楽しみポイント
- 普段とは違う景色や風景を楽しめる
- 走り切った時の達成感や満足感 等
オフロードライド
- 目的・概要
- 自然道や山道、林道など舗装されていない道を走る
- 楽しみポイント
- 舗装路には無い変化やアクティビティを楽しめる
- コースやアトラクションとして整備されている施設もあり
- 何より自然の中で走る事が出来る 等
競技・レース
- 目的・概要
- 純粋に順位を争うものから、
- 楽しみポイント
- 特定のコースを周回するクロスカントリーレース
- 長い距離を走りぬくアドベンチャーレース
- 坂道を駆け上がるヒルクライムレース 等
※ 今回は特性の強い競技、並びにフリースタイル系のジャンル、旅などのシチュエーションは、一覧から除外します。
ご覧いただいた通り、マウンテンバイクは山の中・街の中問わず、また舗装・未舗装問わず色々な状況・環境下でも楽しめる魅力があります。では、そんなマウンテンバイクの魅力をもう少し見ていきましょう!
マウンテンバイクのメリット・デメリット
シチュエーション問わず、様々な場面で活躍で生きるマウンテンバイクですが、汎用性が高い分そこにはメリット・デメリットも存在します。
メリット
- 車体が丈夫
- 少々乱暴に扱っても壊れにくい
- タイヤが太い
- 荒れた路面も気になりにくい
- 走破性が高い
- 安定感と安心感
- ポジションがきつくない
- 呼吸が楽
- 前を見やすい
- サスペンション
- 乗り心地がよい
- 自転車が跳ねにくい
デメリット
この一覧を見ているだけでもなんだか楽しそうと感じてしまいそうですが、実はこれらはシチュエーションによってはデメリットにもなってしまします。
- 車体が丈夫
- 重量が多い分、軽快感は減る
- タイヤが太い
- タイヤの転がりが重くなる
- 加速が苦手
- ポジションがきつくない
- スピードに乗りにくい
- サスペンション
- ペダルを踏みこむ力が逃げる
- 加速しにくい
マウンテンバイクが何より一番力を発揮するのは、やはり山岳などのダート走行です。街乗りやツーリングなんかの用途もこなしますが、それ専用の自転車にはやはり敵わないと言った所でしょうか。ですが、それも目的や考え方次第。今回のケースで考えたら、
汎用性の高さが大きなメリット
になると考えています。
クロスカントリータイプが一押し👍
実は、一口にマウンテンバイクと言っても種類は様々で、マウンテンバイクの中でも色々なジャンルが存在します。
- クロスカントリー:軽量な車体で、林道や街中などを軽快に走れる
- オールマウンテン:ダート走行においてあらゆるシチュエーションを楽しめる
- ダウンヒル:下る事のみに特化。非常に頑丈で重い車体が特徴
- エンデューロ:ダウンヒルバイクに近いが、坂も上れる性能を持つ
- ルック車:見た目はマウンテンバイクだが、安全性が無いため街乗り専用
色々ありますね!一覧からも分かる通り、今回のようなケースではやはりクロスカントリータイプがおススメになりますね。
クロスカントリータイプの特徴
他のマウンテンバイクと比較した特徴を挙げてみましょう。
- 軽量
- 速く走る・軽快に走るを目的としている為、重量が軽い
- タイヤが細め
- 軽快に走る事に繋がる
- サスペンションが少ない
- ストローク量(沈み込む量)が少ない
- リア(シートの下)のサスペンションが無い(存在する物もある)
- 力が逃げづらい事に繋がる
分かりやすい所で言えばこんな所でしょうか。
クロスカントリーが一押しな理由
前述の特徴からも分かる通り、マウンテンバイクと言うジャンルの中でも特に軽快に走れるように作られたのがクロスカントリータイプです。オリンピックなどで見られる競技がバックボーンにある事からも、スピーディーかつ軽快に走れるように進化してきているのです。
その軽快さは、決して山の中でしか感じられないのではなく、街中や舗装された道上でも十分楽しむことが出来ます。さらに、タイヤの太さなどから、より安心して安定感と共に自転車を楽しむことが出来るのではないでしょうか?
クロスバイクではダメなのか?
クロスバイクとは、分かりやすく言うとロードバイクとマウンテンバイクの中間の自転車ともよく言われたりしています。特徴としては、
- フラットハンドル
- タイヤはロードバイクより太く、マウンテンバイクより細い
- 丈夫な車両が多い
- 車種によってはサスペンションが付く
ザっとこんな感じです。一口にクロスバイクと言っても幅が広く、比較的にロードバイクに近い物もあれば、マウンテンバイクに近い物があります。
では、なぜ今回クロスバイクを選択しなかったのか。その理由は、
よりアクティブに走って欲しいため!
です。今回相談された方は、日頃から明るい性格で活発な印象を持っていました。興味の沸いたものは何でもやってみたいと思うタイプかもしれません。そう考えると自転車に乗り始めてすぐに、山の中を走ってみたい!なんて言い出す可能性も十分あるかなと考えます(アクティビティ好きそうだしw)。となると、クロスバイクでは物足りなくなってしまう訳です。フィットネス等と割り切れれば良いでしょうが、より本質的な自転車の楽しみを知ってほしいという意味でも、今回はマウンテンバイクを選択します。
ロードバイクなど他のジャンルの自転車は、ツーリングやロングライドにより興味を持ってからでも遅くはないでしょう。
予算があるなら〝E-MTB〟もあり
これは、電動アシストタイプのマウンテンバイクの事です。最近は、ロードバイクにも電動アシストタイプの物が発売されており、今後この〝E-BIKE〟という分野も大きく発展していく事が予想されています。
メリットはやはり、体力を気にせずに自転車を楽しめることが出来る事ではないでしょうか?山に走りに行くにしても、その山を登らなければなりません。ツーリングにしても上り坂は頻繁に表れるわけです。特別競技を目指してとかストイックな感じでではなく、出かけた先の風景や自然を堪能したいという理由であれば、この電動アシストタイプも十分考えてみても良いでしょう。むしろおススメですかね!
ただし、デメリットとしてはお値段が高いという事と、バッテリーが切れたら悲劇(笑)という事でしょうか(^^;)
まとめ
今回は、50代女性の方からの相談を元に、この方におススメする自転車を考えてみました。
改めて結論ですが、
マウンテンバイク
クロスカントリータイプ
がおススメ。理由は本人の性格等も考慮しつつ、
汎用性の高さと今後のアクティビティを考えて
クロスバイクは今回は却下。今後、特定の目的ややりたい事が出来たら、その時によりジャンルに合った自転車を買っても良いでしょう。ただし、年齢的なことなどを考えても、ストイックに行くよりかは、まずは気軽に自転車を楽しんで欲しいなと考えました。
予算があれば電動アシストタイプもありだけど、ある意味気軽に始められるかは少々疑問が残る。
と、こんな感じです。
自転車は多種多様ですが、乗る人も多種多様。なかなか自分に合う自転車を探すのも難しかったりします。いずれにせよ、ご自身にとっての本当の意味での〝愛車〟に出会えて貰えれば、ひーろちゃん!も嬉しいですね(^^)
まぁ結局は、すぐに自転車屋さん行って、
これが欲しい!
と目についた自転車を買うのが良いのかもしれませんが…。
最後に元も子もねぇ~(笑)
今回はここまで!
今後もブログ見に来てくれると嬉しいです。まったねー(*^▽^*)ノ))